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利幅狙える逆張り

昨日のCPIは、またショック相場でしょうか。
どの通貨ペアよりも、ドル円が一番値幅出しています。経済指標は、どちらかに振れるのは当然です。しかし、その後に押し目や戻りがないと、なんともトレードしにくいです。ここまで動くのは、FRBの利上げ幅や利上げ時期に関し、マーケットが織り込みできないからなのでしょう。

一度だけ押し目を付けましたが、それまでじり上げですからロングしないと、どうにもなりません。分からなければトレードしないという選択肢もありますが、どこかで入りたくなるものです。

ちなみに、8月のCPIは、下記のように下に200pips値幅出しました。

似たような動き方かもしれませんが、きっかけがあれば、いつでも動く準備はできているのが相場です。ポジションをしっかり管理していないと、含み益も含み損も、予想外のブレが生じます。ボラティリティの高い相場がしばらく続きそうなので、資金管理やポジション管理に注意したいと思います。

テクニカルではなんともできない場面も多く、「相場観」や「経験値」でのトレードも増えそうです。手法うんぬんではなく、資金管理・ポジション管理の方が大切です。

今後のドル円は、米10年債利回りが高値を超えれば145円を超えるでしょうか。6/22につけた3.48%が高値ですが、現在は3.44%。あと少しです。ドル円が先か、米債が先か、といったところでしょうか。個人的には、ドル円が先にいくことは無いのかなとは考えていますが、マーケットは過熱するとかなりオーバーシュートしますからわかりません。

米債が落ちる理由が無ければ、ドル円も145円をこえるのでしょう。下げた所は、ロングの戦略です。先ほどの仲値前のように、数十分で下げが終わることもあれば、大きな調整なら、値幅を伴って数時間・数十時間続くかもしれません。ロングは、一時的には逆張りですが、上位足は順張りになるので、1分足でスキャルピングやるにしても「利幅が狙える」逆張りになります。

発言や経済指標で下げるなら危ないですが、テクニカル的な調整下げなら、下げても買われるので個人的には恐怖を感じない逆張りロングになりそうです。