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順張りスキャルを形でイメージ

順張りスキャルピングで利食いする場合、何を目安にしたらいいでしょうか?
エントリーはとても簡単で、トレンド方向へ入ればいいだけです。「ブレイクした」「ブレイクしそうな」箇所でエントリーします。スキャルピングなので、短時間のトレンドでもOKです。

下記はオージー円の1分足です。
Aでブレイクしそうだと思えば、実際にブレイクしたらエントリーすればいいでしょう。

ただ、ブレイクしたらどこまで進むのかを予測するのは、難しいです。順張りスキャルピングなら、ショート回転すればいいのでしょうが、やはり、どこまで進むのか到達地点の目安が欲しいものです。目安は、次のサポートラインまでとか、節目になりそうな価格帯でもいいしょう。この場合は、数字やラインではかります。

もう一つは、形ではかる方法があります。
N波動はその一つです。チャートのように、トレンドが発生すれば戻りをつけてさらに安値更新するのが普通です。ですから、戻りをつけたら、N波動の前半がわかりますから、おのずと後半部分もおおよその長さがイメージできます。Aからブレイクして初動(第1波)が出れば、戻りからの第2波も基準ができます。

どちらにしても、戻りを付けてからじゃないとN波動の後半はイメージできません。そのトレンドに応じてN波動の形をイメージすればいいでしょう。戻りから下降トレンド回帰した後半は、前半部分より楽にショート回転できると思います。前半はどこまで下げるかの目安がないのですが、戻りをつけたあとの後半は、目安があるからです。これも順張りスキャルピングにおける、利食い方法の一つです。

利食いというより、どこまで順張り目線を続けるか、という視点です。目線が決まれば利食い方は自由です。数分ホールドしてもいいですし、数pipsを回転させて何回もスキャルピングする方法もあります。このオージー円では、30分で18pips下落しました。この中で、ショートしてどこかで利益確定できれば良く、利幅や回数は自由です。N波動という形をイメージできれば、期待値が高い順張りができるはずです。