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ユーロドル|スキャルピングのトレード判断

昨日はECB会見で上下に揺さぶられましたね。私はEUR/USDメインで見ていたのですが、その時トレードした判断をお伝えします。

まず、大きな要人発言の時は高確率で第4ゾーンより外側にきます。
発言系の相場での動き出しでは、第4ゾーンより外側にきてからエントリーを考えます。逆張りでの判断基準となるのですが、逆張りなだけに「大きく動くまで待つ」これを基本としています。

次のチャートが、その時のユーロドル1分足です。ピンクの丸の箇所である2回です。

この2回しかトレードしませんでした。
青い矢印の箇所はもったいないと感じますが、前回まで紹介したストップと節目になっていたのでエントリーしませんでした。結果的に割れずに反転していますが、リスクを取るべきポイントではないと判断しました。普通の相場で普通に勝つ、という事です。

もう1点意識しているのは、発言中は10分間の値幅がどんなに長くなっても、
何分かは必ずじりじり上げたり下げたりするローソク足が出ることです。長いヒゲになって一気に反転しにくいという点ですね。エントリーしたピンクの丸印で、特に下落時はそうなっています。20分位じりじり下げてきて、第四ゾーンにきてようやくエントリーを考えた感じです。

発言系特有のだらだら上げ・下げを警戒している点です。今日は雇用統計ですが、経済指標だと発表時だけのインパクトですから要人発言とはまた別の相場として考えています。注意している点は、ファンダメンタルズです。先月の雇用統計は、押し目を作らず上げました。長いレンジでパワーを溜めていた事と、直近からあるファンダメンタルズの材料が合致したので凄い勢いでしたね。上げたら強いな、というのは分かります。

今日の場合、ファンダメンタルズを考えてみると、先月と同様でしょう。ドルが堅調でUSD/JPYは120円台のせてますから強いです。ここでさらに強い結果が出るとある程度上までいくのではないかと考えています。押し目を作らないでそこまで上か!となるかもしれません。結果はどうなるか分かりませんが、可能性を考えておきます。

上に跳ねた場合は、安易な逆張りショートは控えると思います。下にいった場合は、戻りを作らずに下に行き続ける可能性は低いので、逆張りでどんどんエントリーするつもりです。GBP/USDとEUR/USDの節目と重なると危険なので、これは事前確認しておきます。ただ、発表直後にV字とか全戻しとかあると、トレンドが明確で無いでしょうから一時的な反転をしやすく、ショートとロング両方とも逆張りで入ります。トレンドが明確で無いのは一時的な1分足の前提であり、その後は分かりません。

ストップロスと節目の位置は絶対に確認しておいて下さいね。ランダムに動く指標では、大きく勝つ事より負けない事です。