戻りを待たずに仕掛けるデイトレード
デイトレードの基本は、「押し目買い」「戻り売り」です。しかし、押し目や戻りを待っていると、すでにトレンドが発生していて、乗り遅れる可能性があります。最悪、トレンドが終わってしまい、一回もエントリーできないことになりかねません。
・押し目買いに押し目なし
・戻り売りに戻りなし
ということです。
これを解消するには、押し目や戻りを待たずしてエントリーするしかありません。もちろん、やみくもにエントリーするのではなく、反発や反落するポイントです。
下記は、ユーロオージーの1時間足です。Aは、先々週の記事「デイトレードの実践」で紹介したポイントです。その後も下落トレンドが続き、今回はBがショートを狙えるポイントになりました。
注目したいのは、Aで下抜けしたネックラインです。
それまでサポートされていた価格帯をAで明確に下抜け、その後は安値を更新。そして、いったん反発してBで同じネックラインまで戻ってきました。サポートラインがレジスタンスラインに変わる、いわゆるロールリバーサルです。
そしてBから再び下落すれば、チャートはきれいなS波動になります。
こういうポイントを、リアルタイムでいかにショートできるかが今後の課題です。下げてからの戻り、つまり第2波をショートするのではなく、これから第1波が出そうなときにエントリーすることです。結果的にはBから大きく下げているので、かなり値幅が出ています。
ポイントは、Bで反落したことを確認してからショートするのではなく、「ここからS波動になる可能性がある」と考えて先に狙えるかどうかです。
もちろん、そのままネックラインを上抜けする可能性もあります。しかし、Bは損切り位置が明確です。ネックラインを上抜けすれば撤退すればいいので、損失を小さく限定できます。それに対して、下げた場合は直近安値までかなりの値幅があります。
つまり、勝率だけではなく損益率がいいポイントです。損益率が良い局面では、どんどんトレードした方が良いです。
15分足で見ると、1時間足のBがさらに分かりやすくなります。
安値をつけてからBまでの上昇は、短期的には右肩上がりですが、大きな流れでは下落に対するカウンタートレンドになっています。しかも、そのカウンタートレンドの上限が、ちょうど1時間足のネックラインと重なりました。
1時間足ではロールリバーサル。15分足ではカウンタートレンドライン上限。カウンタートレンドラインを下抜けするのを待つのではなく、上限でショートできるかがポイントです。
下げ始めてから慌ててショートするのではなく、「どこまで戻れば売りたいのか」を先に決めておくことが大切です。今回のBは、その候補としてかなり分かりやすい場所でした。こういうS波動になるポイントを見つけ、損切り幅を小さくし利幅を大きく取る。今後は、こういうデイトレードができるかどうかが課題です。





