デイトレードの2つの事例を紹介します。
最初に、10/18のAUD/JPYです。
15分足を見てください。
最初に相場の流れを確認してみましょう。ローソク足だけをみるよりも、おススメは移動平均線と合わせてチェックすることです。特に、赤色の200EMAとローソク足の位置関係を見るとすぐにトレンドが分かります。チャートの左側は、下に傾いた200EMAよりもローソク足が下にあります。これはトレンドが下向きであることを証明しています。その後、ローソク足が200EMAよりも上にきて、200EMAも右肩上がりになりました。これが上昇トレンドの開始です。
そして、Aでもみ合ったときに、サポートラインを形成しました。これがネックラインになります。その後、BとCでレジスタンスになり、上抜けできない状況が続きます。そして、Dがポイントになります。3本の移動平均線を見てください。Dの白丸の箇所で、移動平均線が上から順番に25EMA、75EMA、200EMAになりました。パーフェクトオーダーで、トレンドがスタートする典型的なサインです。
また、BやCで止められていたレジスタンスラインがありますが、トレンドが発生するときは、このような節目を突破することで起こります。このように、トレンドが発生する条件がそろっていて、実際にレジスタンスラインをブレイクしたときに買いでエントリーしました。
利益確定したポイントは、次のチャートのDです。
なぜDで利益確定したか、ポイントは、Aです。Bが上昇トレンドが発生した起点ですが、Aで一度目の高値をつけていますね。このとき、何度も高値を切り上げているのですが、切り上げる角度をつけています。これから発生するトレンドの波を示唆しています。アウトラインですね。平行したトレンドラインをBにあてると、Cにあたりますね。チャネルラインです。
他にも根拠はあります。次のチャートを見てください。「トレンドが発生すると直近のレンジ幅の2倍が出る」パターンです。
このように、トレードする根拠がいくつかそろうと、エントリーからイグジットまで、自信をもってできるようになります。