デイトレードの見逃しをAIで防ぐ実験
最近の為替市場は、スキャルピングに最適な超短期トレンドが少なく、秒スキャのチャンスが多くありません。ドル円はたまに急落しますが、これは介入を意識した一時的な値動きで、すぐに膠着してしまいます。
こうした相場では、「数時間ホールドして30pips~100pipsの利幅を取るデイトレード」、の方が適しています。スキャルピングに向かないなら、無理に回転させず、そのときの値動きに合ったトレードへ切り替える必要があります。
ただ、デイトレードには以前から一つ問題がありました。それは、ベストなエントリータイミングでチャートを見ていないことです。デイトレードのエントリー回数は、1日に1回か、多くても数回です。しかも、そのチャンスがいつ来るかは分かりません。だからといって、朝から晩までチャートに張り付くのは現実的ではありません。
実際、チャートを見ていない間に条件が整い、あとから気づくことは頻繁にあります。もちろん、見送ったことで損失を回避できた場面もあります。しかし、それ以上に「ここは入りたかった」と感じる場面が多く、「機会損失」が課題になっていました。
たとえば、直近の相場だと下記(オージー円15分足チャート)ABCDの箇所が、エントリーを検討したかったポイントです。後付けで見ていますから、あくまでも結果論ではありますが。
そこで、デイトレードのシグナルが近づいたら、スマホに通知がくるようにしました。私のデイトレード手法はシンプルで、15分足で次の条件だけです。
①EMAがパーフェクトオーダー
②ネックラインをブレイク
通知がきたら自動的にエントリーするわけでもありませんし、上位足や他のテクニカルなどをチェックする必要はあります。条件が近づいたら通知がくるだけでも、機会損失は防げるのではないか、ということです。1日中チャートに張り付く必要がなくなるのです。
ユーロオージーでも見てみましょう(下記15分足チャート)。ABCが、条件をクリアした箇所です。Bでは実際にエントリーしました。AとCも通知が来ていれば、エントリーの準備はできたでしょう。
クリアすべき課題は多いです。
パーフェクトオーダーだけでは、シグナルが多すぎるでしょうし、ネックラインの判断ができるのかもわかりません。ただ、AIがチャートを常時監視すれば、少なくとも見逃しは減らせることができるでしょう。結果、効率よくトレードができるかもしれません。
手法を複雑にせず、シンプルな判断材料でトレードするようにすれば、精度を上げていけると思います。これまで考えもしなかったことですが、とりあえず実験してみます。
これについては、定期的に記事を書いていきます。



