ドル円が、週明けから250pips下げています。土曜日の記事で、今週は250pips上昇の可能性もある、と書きました。実際には250pips下落なので、真逆ですね。実際にロングポジションを持って、含み損になったわけではありませんが、マーケットを予測することの難しさを感じます。
さて、ドル円は107.30円です。
4時間足を見てください。
この価格帯は、何度も行ったり来たりで、長らくネックラインでした。結局、戻ってきました。これで、方向性がなくなったので、もみ合いとなるでしょうか。値幅はありますが、チャートパターンが見つけられないので、個人的にはドル円は様子見が続いています。
一方、他の通貨ペアは良く動いています。
動き始めると、チャートパターンを見つけたり、ラインが引けるようになるので、トレードしやすいです。下記は、オージー円の昨日の1分足です。
トレンドが出始めた時は、第一波はどこまで進むか分からないので、空間ポケットが出たあとの、第二波がトレードしやすいです。
特に、N波動がイメージできると、どこまで目指しているのか予測できるので、ポジションが取れるようになります。上記のオージー円は、74.50円がネックラインだったので、N波動でネックラインまで値幅達成、ということになります。(74.50円ネックラインについては、こちらのブログ参照ください。)
相場が動くと、下記のようなじり上げもあります。
こういう相場では、エンベロープだけで判断していると、連敗します。ネックラインを引き、ココまでくる可能性がある、と認識するだけで、引き付けて逆張りすることができます。
直近の記事で、エンベロープと他のテクニカルを組み合わせる点について何回かお伝えしていますが、毎日の相場ですぐに使えるので、かなり重要です。その日トレードを始めたら、まずはネックラインを引くようにしましょう。