スキャルピングでは、1分足のトレンドに対して逆張りと順張りを行なっています。動く方向へポジションを取ればいいので、明確に逆張りや順張りと決めなくていいかもしませんが。ルールを決めてやっているので、なるべく分けて考えるようにしています。
現在は、逆張りを控えめにし、相場が動いたときは順張りでガンガン攻めるスキャルピングを意識しています。逆張りのほうが楽なので、どうしても逆張りでトレードしてしまうことも多いですが。
逆張りで気を付けている点は、エンベロープを5つのゾーンにわけたときに、ゾーン①②で絶対に捕まらないことです。下記チャートは、昨日の21時台、ドル円1分足です。5のゾーンを書いています。ゾーン①②はトレンドの出始めなので、ここで捕まって損切りできないと、大きな損切りになります。これは避けたいです。
そうならないよう、ゾーン①②では、逆張りを控えています。エントリーしなければ、損切りも発生しませんし、含み損になる可能性もゼロです。なので、そもそもエントリーしない判断も大切にしています。
Aのように、ゾーン③より外側にきたときに逆張りをする。これを意識しています。もちろん全て守れませんが、トレンドの出始めはどこまで値幅を出すか見当がつかないので要注意です。
そこで、トレンドの出始め10分間をスルーするようにしています。短期トレンドが強いと、第1波で10分~20分くらいは陰線が続くことがあります。トレンドが強いと、陰線が続きます。少なくとも10本は見送れば、その後のトレードしやすいです。トレンドの出始めで逆張りでつかまってしまうと、どこまで値幅がでるかわかりませんし、かなりの含み損になってしまいます。
ゾーン①②でINしない
最初の10分はINしない
逆張りで大損しないために、この2点は注意しています。トレンドの出始め、つまり第1波の話です。第2波からは、第1波の値幅を見てゾーン①②でもエントリーできそうなら逆張りします。上記チャートのように、第1波のときの注意点としてとらえてください。
ゾーン①②でスルーをすると、今日のアジア時間のようなトレンドだと(下記チャート)、エントリーしませんから逆張りで機会損失にはなります。これは仕方ないでしょう。
第1波で捕まるよりも、機会損失のほうがましです。そして第2波からは次のテクニカルを使い逆張りします。
ネックライン
エンベロープ
値幅
これは通常の逆張りです。
順張りはでよく見ているのは、
波動
押し目と戻り
あたりです。
アジア時間のチャート(上記と同じ)だと、横と斜めのラインを引き、ローソク足が移動平均線よりも下にあるときに順張り、つまりショート回転します。
斜めのラインは、移動平均線に沿って引きます。チャートの丸印は安値にネックラインを引いたポイントです。このネックラインと斜めラインが交差するところは、ショートしやすいと思います。
ラインの角度はさじ加減で大きく変わってきたり、リアルタイムのチャートでエントリーするのは難しかったりします。とにかく実践をつむ。毎日トレードする。これにつきます。