トレードスキル PR

デイトレードの例

デイトレードは、トレンドフォローの順張りが基本で、トレンド発生後の反転を逆張りで狙うこともあります。割合的には、順張り8、逆張り2くらいです。

順張りの典型的なパターンを、昨日の相場で見ておきます。
今週はポンドが下げていますが、ポンドにもいろいろな「通貨ペア」がありますので、やりやすい通貨ペアを選んでいます。

昨日分かりやすかったのは、ポンドニュージーです。
15分足を見てください。

まず、パーフェクトオーダーであることが前提です。
きれいなパーフェクトオーダーですね。

そして、水平ラインが引けます。
Aが17時から22時ころで、ダブルトップをつけてます。下降トレンドの最中に200EMAより下でつくったダブルトップは、下にいきやすいです。ポイントは、Bでしょうか。ネックラインを下抜けていますね。

ただ、ネックラインをどこで引いていいか、迷います。15分足チャートだと、もう少し上かもしれませんし、下かもしれない。ピンポイントでココ、と決めるのは難しいです。何となくこの辺りがネックライン、という認識でいいでしょう。

何となくネックラインを認識できたら、下位足を見て観察すると良いです。1分足を見てみましょう。

1分足でも、ダブルトップをつけました。

15分足でダブルトップ、そして1分足でも戻りでダブルトップをつけ、さらにネックラインを下抜けたので、下降トレンド回帰する可能性が高いです。いつも書いていますが、結果的に下げたのであって、上に行く可能性もあります。あくまでも、「確率的にちょっとだけ下に行きやすい」だけです。

ただ、利を伸ばせて損切りを小さくできるので、こういう場面でトレードすることで、回数をこなすと利益が徐々に積みあがります。トレードは、上がるか下がるか、これだけではありません。損益率(利幅・損切り幅)も考慮するのが、実践で重要になります。チャート上の確率と、損益率を組み合わせることで、お金を稼げるということです。