トレードスキル PR

秒スキャと分スキャ

スキャルピングは、1回の利幅が小さくなります。そのため、スプレッドが狭い通貨ペアを選ぶことになります。スプレッドが0.1pips~0.2pipsのドル円が一番いいのは当然です。ただ、ボラティリティが無いと、どんなにスプレッドが狭くてもトレードになりません。

では、スプレッドが広くても、ボラティリティがある方がいいでしょうか。昨日のドル円とポンドドルで比較してみましょう。

まず、ドル円の1分足です。

18:00~22:00ですが、ローソク足の長さが4.5pips出たのが、105.50円のネックラインをブレイクしたとき、4時間で1回だけです。あとは、1pips前後です。1分間でこれしか動かないと、どんなにスプレッドが狭くても、正直、トレードしていて眠たくなりますよね。「秒スキャ」だと、ちょっと厳しいです。

練習ならもちろん問題ありません。また、1分足ではなく、5分足もしっかり見て、5分~10分くらいの「分スキャ」ならOKです。5pips前後の利幅を狙えば、スプレッドの狭さを享受できます。あくまでも、秒スキャだと厳しいという事です。

では、ポンドドルの1分足を見てみましょう。

一昨日お伝えした、1.3000を下抜けました。これで、上昇トレンドは見送りです。1.3000を下抜けたあとの1分足ローソク足の値幅を見ると、Aでもみ合っている箇所で3pips前後あります。安値更新しているBは、5pips~10pipsと、値幅があります。

ポンドドルのスプレッドは、0.5pips~0.6pipsです。1分間の値幅に対するスプレッドは、ドル円よりも有利です。「秒スキャ」をやるなら、このときにポンドドルの方が、手数料は安く済みます。また、数秒~数十秒のホールドで利益確定できるので、サクサク勝てる感覚があり、楽しいです。ただ、短期トレンドが発生した時だけしかスキャルピングできないので、回数が少なく、安定した利益は望めません。

スキャルピングにとって、ベストな相場環境は、ドル円が乱高下して1分間の値幅が5pips~10pipsあることです。これはめったに無いので、期待できません。今年の2月~4月にかけてありましたが、ボーナスのように勝てました。

ボーナス相場はそんな訪れないので、普段は、通貨ペアと値幅によって、「秒スキャ」と「分スキャ」を分けてみるといいでしょう。両方チャレンジするということです。ドル円なら分スキャ、ポンドドルなら秒スキャ、というイメージでしょうか。分スキャと秒スキャは、似ているようで異なります。エントリーは同じですが、出口が異なるので、ポジションホールド中に考えることも違います。

私は、どの通貨ペアも上位足で大局をチェックし、1分足と5分足を交互に見ています。自分が今から、秒スキャと分スキャのどちらをやろうとしているのか、すみ分けしてからトレードしてみてください。分けていないと、秒スキャのつもりが分スキャになったりと、実は滅茶苦茶なスキャルピングになっているかもしれません。