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インジケーターより重要なチャートツール

FXでは、様々なチャートソフトが存在します。
そして、トレードで利益を上げるならチャートを使いこなせる必要があります。業者ごとにインターフェイスが違うため、いろいろなチャートソフトを試しているといいかもしれません。

チャートを使う理由は、チャート分析をするためです。チャート分析において、どのチャートソフトでも絶対に覚えておきたい「操作」があります。それは、チャートツールです。

チャートツールとは、分析のために自分の判断でチャートに書き込む描画ツールのことです。トレンドラインやフィボナッチなど、「ライン」や「図形」を描き値幅や時間をはかるものです。ツールの特徴は、自分の手作業で引いたり、書いたりすることです。一方、手作業ではなく、チャートに一度表示すれば自動的に更新するのがインジケーターです。チャートツールとインジケーターは、テクニカル分析の中でも違う部類になります。

インジケーターではなく、チャートツールを使えるようにしておきましょうということです。チャートツールは、MT4だと、下記の箇所ある分析方法です。

MT4のチャートツールで代表的なものは次の①から⑤です。

①ライン
②チャネル
③ギャン
④フィボナッチ
⑤図形

このようなチャートツールは、チャートを開くたびに手作業で行ないます。

なぜ覚えておいた方がいいかというと、チャート分析のスキルが向上し、相場の変化に柔軟に対応できるからです。裁量ですから、トレーダーにより使い方は全然違うでしょう。しかし、一度コツをつかめば、相場に合わせてツールを使い分けることができるようになります。短期トレンドのときはラインやフィボナッチを使う、大きな流れを見るときはチャネルを引くのも良いでしょう。

そのときの相場に最適なツールを使い分けることで、エントリーとイグジットポイントを見つけやすくする強力な武器になります。また、どんなテクニカル分析にも組み合わせ可能で、チャート分析の確度を上げる道具になります。「チャートツール+インジケーター」の組み合わせが、テクニカル分析の組み合わせとして相性がいい印象です。

私の場合は次の組み合わせです。

①スキャルピング:チャートツール+移動平均線、エンベロープ
②デイトレード:チャートツール+移動平均線

何のインジケーターを使っているかにフォーカスされますが、大切なのはラインを筆頭としたチャートツールを使いこなすことです。インジケーターよりも、ツールの使い方のほうが大事です。インジケーターは、相場によっては機能しないことがあります。ツールは自分で引きますから、相場の変化に対応できます。

相場が変わり、インジケーターが機能せず勝てなくなるリスクを回避するためにも、チャートツールを使えるようにしておくのがおすすめです。