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上位足の間違いは重症

日銀が現状維持との発表でした。
ドル円が動いたのでスキャルピングをしましたが、全くかみ合いませんでした。なぜ勝てないか、チャートを見返してみるとその理由がわかりました。ただ負けたというだけで終わってしまうと、同じ負けを繰り返します。復習しないと無駄な負けになってしまいます。

下記のドル円は、昨日のニューヨークです。
上下動しながらも、全体的には下げています。下降トレンドということです。

続いて、今日のロンドン時間の1分足です。
同じように、揺り戻しながらの下降トレンドです。

特に大きな違いはないと思います。値幅や高値切り下げのスピードは違いますが、根本的な揺り戻しは似ています。今日のABCは、移動平均線までしっかり戻してから安値更新していますから、いつも書いているスキャルピングのチャンスに他なりません。しかし、ABCでショートせず、むしろロングしていました。

ロングした理由は、「大局が上目線だったから」です。
1分足でどんな細かいポイントを見つけようが、上位足の大局が間違っていれば、結局スキャルピングでは勝てないということです。

順張りしていれば、かなりいい形のチャートです。
しかし、それに逆らって逆張りしているのですから、相場観とは恐ろしいものです。スキャルピングとはいえ、上位足の流れが間違っていれば元も子もないと改めて気づきました。少なくとも、連敗したら冷静になって目線を立て直すようにすべきですね。スキャルピングなら、数分~数十分で目線は確認すべきでしょう。

悔しいからといって、目線を切り替えようとしないと、信じられないほどの連敗をくらいます。スキャルピングでも、上位足の分析が大事です。改めて認識したいと思います。