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逆張りと順張りの視点を両方もつ

昨日の英国MPCでは、1時間で250pips下落しました。
160円台なので、ドル円よりも値幅が大きい点を改めて感じました。もしドル円が160円台になると、このような値動きになるのでしょう。

これだけの下げ幅だと、逆張りロングしていると危ないです。私も、下記のAより手前でロングがつかまり苦戦しました(Aで解消できましたが)。B以降もロングしていたら、大損していたと思います(Bより後が第二波だとすると、第二波からずっと逆張りロングだけすることはないはずですが)。

ひとたびロングで大きな利益を狙おうとすると、底でエントリーしようとし、下げている途中でもロングするようになります。そうなると、かなりリスキーです。反転を見極めるときは、「ロングする」のではなく、「ショートをやめる」と考えています。

上記のABCDでは、ちょっと反転していますから、底になると考えてしまいそうです。こういうところでロングがつかまるのが危ないと感じます。Eでは、もみ合いがABCDより明らかに長いです。Eのようなもみ合いが出た時に、もみ合いを上抜けてショート目線が終了するのがいいでしょう。Eを上抜けてロングするのではありません。順張り目線を終了させるのです。

Eを上抜けてロングしようとしていると、Eまでの間にどこかでロングしようとしてしまい、捕まる可能性が高いです。そうではなく、順張り目線が終わるポイントと考えるようにすると良いです。

5分足で見るとわかりやすいです。

Eでもみ合い始めたので、ようやく順張り目線が終わりです。
もちろんEでロングすれば、反発の値幅をかなり取れますが、ロングを狙っているとEまでの間にロングしたくなります。

各国の金政策発表は、かなり値幅が出ます。
基本は順張り目線で、どこまで続くのかという視点が必要です。どこで反転するかを狙っていると、個人的には逆張りになって捕まることが多いです。やはり、順張りができないと厳しいと感じます。Eのポイントのように、順張りをやめる視点か、逆張りロングをする視点なのか。どちらも正解なのですが、見方のバランスが崩れると、ポジションが真逆になります。損益の分かれ道といえます。

毎日、ロングかショートか、かなり気を使っています。
かみ合わないことも多々ありますが、浅はかなトレードをするのではなく、「深い分析をする」という意識があれば、思考あるトレードができると思います。