昨日のポンド円は、三角もち合いをブレイクした直後でした。どうなったか、30分足で見てみましょう。
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ブレイクしても、すぐにトレンドにはなりませんでした。上位足が下降トレンドではないので、ブレイクの信頼度が低いことは昨日書いた通りです。ただ、強烈な下降トレンドが出ていた可能性もありますし、後付けなら何とでもいえてしまいます。実際にチャートを見ている今現在、しっかり判断することが大事です。また、上位足と下位足を組み合わせ、マルチタイムフレームの考えは常に取り入れてください。
昨日考えていたことが、1日経過してどう推移したのか、答え合わせは忘れないようにしましょう。ポンド円だと、ショートしてホールドしていたら損切りです。様子見か、レンジ幅をイメージして回転売買できていればOKです。
ドル円がレンジだと、値幅は取れない相場です。
チャートパターンができる、ラインが引けるなど、待ちの姿勢が必要ですね。ニューヨークタイムにチャートパターンが出ました。
15分足です。
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ポイントは、104.08円付近に、ネックラインがあると認識できているかでしょうか。このネックラインをはさんで、ダブルトップができました。現在は戻り途中なので、下降トレンドの最中にダブルトップやヘッド&ショルダーズができると、下げやすいです。
このチャートパターンができたのが24時頃なので、トレードする時間などのタイミングが合えばトレードできますし、合わなければできません。それは生活のリズムがあるので仕方ないですね。このようなチャートパターンが出るまで待てるか、ということが大事です。
なお、しっかりチャートを追いかけて観察していないと、チャートパターンはその場でなかなか気づけません。
1分足を見てください。
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だらだらとトレードしていると、ネックラインで反応していると分からないと思います。ラインを引くなどして相場の先を行き、あとから相場が形成されて答え合わせをする、という姿勢がいいでしょう。できたチャートを後から見ているだけだと、利益になるポジションを取ることは難しいです。
「一歩先を考えておく」という心構えが必要です。