スキャルピングは、短期トレンド発生時に行なっています。
いつ発生するか予測できないのと、かりに発生してもどんなトレンドのなるか、わかりません。そこで、トレンドが出たら、すぐにトレードするのではなく第1波を基準にします。
今日のアジア時間のドル円1分足です。
最初に、約34pipsの第1波がありました。
第1波と認識できるのは、戻りがあったときです。今回のように移動平均線まで戻ればわかりやすいですね。第1波の値幅が出れば、あとはトレンド回帰したところ(下記Aの箇所)から、同じ値幅だけ取ります。これはN計算です。
さらに値幅がでれば、E計算を取ります。
E計算は第1波の2倍です。
第1波があると、まず順張りしやすいです。
オーバーシュートしたら逆張りできますが、今回長い陰線が出たのは一か所でした(エンベロープのゾーン②に到達しているところ)。ここ以外は、値幅達成まで順張りで回転できます。最初はN計算で順張りしていき、さらに値幅出したらE計算を取る順序です。
こういった値幅計算ができる短期トレンドは、ドル円は今月はじめてではないでしょうか。しばらくレンジが続いたときに、この作法を忘れないようにしたいです。
ただ、目線が合っているからといってトレードで勝てるわけではありません。相場と目線が合致し、かつエントリーのタイミングもかみあわなければなりません。エントリーからイグジットのタイミングまで、気を抜けません。
まず、トレードするための目線を決める。
これが戦略で、短期売買で大切にしている手順です。