前回まで、「窓うめ」で注意すべき点をお伝えしました。
そもそも、チャートが窓を開けているからチャンスだと思い込んで、逆張りをしたくなるものです。そこで、私はローソク足と併用してラインチャートを使っています。実は、ラインチャートだと窓が開かないです。
これは、前回アップしたチャートと同じ15分足ですが、ギャップアップ箇所はラインチャートだと窓が開いてない事がわかります。これだと、普段通りにテクニカル的に考える事ができるので、バイアスをかけて逆張りする根拠を探すことも少なくなると思います。
ラインチャートはヒゲが表示されないので、水平ラインがしっかりと押し目となって上昇していますね。私は、トレンドラインを引くときは、ローソク足とラインチャートを表示を切り替えて普段から使っています。窓開けのときだけ使おうとしても、ルーティンではないので使いこなせないと思います。
テクニカル分析は、ルーティンですので普段実践していることしかできないはずです。ヒゲか実体か、ラインを引くときに迷った場合、「ローソク足」と「ラインチャート」を切り替えると、判断しやすくなりますので、おすすめです。
ラインチャートを使わないと、勝てないわけではありませんが、最近の相場のように値幅が出て、上下のヒゲが長いローソク足が多い時は、ラインチャートの方が見やすい時もあります。特に、窓開けの時は惑わされずに分析できると思います。
※前回の記事でアップしたローソク足チャート↓