ドル円とクロス円が下落しています。
デイトレードにおいて、ドル円ではどこがショートのベストポイントになるか見てみます。昨日の時点でチャネルラインが引けました(下記15分足チャート)。

Aが昨日のロンドン時間でした。
ここで反落した時に、チャネルラインの高値側、つまりトレンドラインで反落し、移動平均線がパーフェクトオーダーになっていますから、「下げるならココから」という場面です。もちろん実際に下がるかはわかりませんが、確率的には下落する方が高いかなと思います。これがベストポイントになるかは、人によるとは思います。
実際には、次のようになりました。
今日のアジア時間でアウトライン(チャネルラインの下限)まで下げています。
※チャートは今日の14時時点

ドル円と同じように、クロス円(オージー円、ポンド円、ユーロ円)も下落しています。オージー円はトレードしやすそうです。

しかし、ポンド円とユーロ円はチャネルラインでは難しいです(15分足チャートは割愛します)。下落していることは確かですが、ドル円やオージー円と同じ分析はできません。通貨ペアを比較して分析し、トレードしやすいものを選んでエントリーすることで、期待値が高くなります。
チャネルラインなど、斜めのラインが引けるときは、そのトレンドの後半部分になります。トレンドの最初では、高値と安値がないので引けません。トレンド後半とはいえ、そのトレンドの波は否定されるまで続きますから、トレンドフォローすべきです。そろそろ反転するのでは? と考えてしまいますが、高値と安値ができる(=斜めのラインが引ける)ということは、他のトレーダーも見ています。
適当にエントリーするのではなく、タイミングはしっかり考えなければいけませんが。押し目買い、戻り売りからのトレンド回帰は、勢いとスピードがあり、短時間で利が乗る場面です。そういう場面がベストポイントかと思います。
トレンドのほんの一部分でも乗れれば良いのでしょう。全ての値幅を取らなくても、一部分を取るトレードを何年、何百回と続けていれば利益は増え続けます。