今月は、動かない時間帯は全く動きませんね。指標やヘッドラインが出ると一時的には動きますが、急変動してすぐに膠着する状態です。動くのを待っていても、急騰や急落だと、その後どうトレードしていいか迷います。たとえば、月曜日のポンド円を見てください。
15分足です。
ヘッドラインが出た時に、60pipsほど急騰しました。問題は、この後どうトレードするかです。しかし、どっちにいくか分かりませんね。
このような急騰があったときは、その後のチャートパターンが出るまで待つようにしています。どんな形になるかは予測不能ですが、基本を作っておくといいです。私の場合、基本はダブルトップです。
上記チャートの後、どうなったかというと、次です。
ダブルトップになりました。
基本的には、急騰し続けることもなく、かといって、その後急落して行って来い（＝シングルトップ）になるよりも、ダブルトップになる場合が多いです。トリプルトップもありますが、どこを天井にするかによって、ダブルかトリプルかの判断は人に寄るので、とりあえずダブルトップを基本にしておくと、ネックラインを見つけるようになるので、トレードしやすくなります。
急騰後、ダブルトップを作る前提で、もみ合い時にトレードできます。また、もみ合いでトレードしなくても、ネックラインができたらもみ合い後にトレードできます。どちらにしても、ダブルトップを基本にしておくと、相場の見方が楽になります。
全てがダブルトップになるわけではないのですが、基本を作っておくと、基本から逸脱したときに、様子見するとか相場の強さを判断できたりします。たとえば、ネックラインをつくらずに、じりじりとずっと上げ続けることもあります。
その場合、逆張りしていると、連敗します。
ネックラインができるまで待つとか、もみ合いができるまで待つという選択肢も思い浮かぶでしょう。今の相場は強い方向性が無いので、上げては下げてを繰り返していくイメージをもっています。
