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スキャルピング|水爆実験言及の下落

北朝鮮が水爆実験を言及してドル円が下落しています。下げた要因はこれだけではありませんが、今日の午前中の下落のきっかけにはなったでしょう。トレードしたので、判断を1分足で見てみます。

まず、9:30過ぎから下落スタートしましたが、どんな下落になるか分からないときは、手を出さないことが重要です。特に、第一波はどこまで値幅が出るか分からないですからね。①で小さなN波動を形成、結局、このN波動が第一波になりました。第一波で大きな利益を出すのは、難しい気がします。

下落のときは、下落速度が速く、値幅が出るので上昇時より注意しています。第二波がでたら、とりあえず第一波のV計算、NT計算、N計算、そして最終的にはE計算(第一波の2倍の値幅)が出るものだと想定しています。反発するだろうと、適当にロングすると、損切りできずにズルズル下へもっていかれます。

今回目につけたのは、次のチャートの青い四角、Aです。

Aの箇所でトレードしたのが、次の履歴の黄色い四角部分です。
全て逆張りのロングをしています。

Aはモミ幅なのですが、なぜトレードしたかというと、まず第二波の値幅達成があります。値幅達成したら、軽くでも反発しやすいです。そして第二に、移動平均線とローソク足の位置関係をチェックしました。次のチャートを見てください。

第一波では、移動平均線付近まで戻してから下落のスイッチが入って安値更新していますね。つまり、第三波が出るとしたら、移動平均線付近まで戻してから下落すると想定しました。そのため、青い四角の箇所では、第二波を下抜けても勢いが出ずに下ヒゲが出て反発する気配が強く、ロングしています。移動平均線にタッチするまで下げないな、という判断です。

結局、第三波まで値幅は達成せずにレンジになりました。もし、第三波もE計算が出ていたら111.60円付近、下げ方にもよりますが、大きめのロットで入るつもりでした。下げるときは、戻し方の波も見ると良いと思います。逆に上昇トレンドの場合は、押し目の付け方を見ることです。