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ドル円|デイトレード例

金曜日の雇用統計の値動きをみてエントリーし、週明けまで持ち越しているデイトレードのドル円ポジションがありますので紹介致します。エントリー根拠は、次の流れです。日足からみていきます。

どのような環境で雇用統計を迎えたかというと、下降トレンドの最中ですね。まずパーフェクトオーダーで、さらにローソク足が25EMAより上にいけない状況です。2月前半で1,000pips下げたトレンドは、まだ継続していることになります。高値を切り下げ、安値も切り下げていますし、分かりやすいと思います。

4時間足です。

3/29に200EMAを上抜けようとしましたが、失敗しています。このポイント、直近の高値でぴったりと止められていますので、テクニカルが意識されています。高値を1つも越えられないので、下降トレンドはまだ継続していることが分かります。(もしこの高値を越えていれば、また相場環境は違った可能性があります。)

その後下げてきて、パーフェクトオーダーになっています。4時間足も、明確に「下」です。1時間足です。

まだパーフェクトオーダーです。そして、雇用統計の高値がポイントになりました。75EMAと下降トレンドラインで、反発しています。ここを上抜けできないと、上昇するには厳しいです。反発すれば、下降トレンドが加速する可能性が高いポイントです。1時間・4時間・日足の全てで上昇が否定されています。

では1分足を見ています。

白い丸の箇所が雇用統計の高値ですが、しっかりと止まっています。もし上昇トレンドになるなら、まずこの高値を越えなければなりません。実際は、チャートの通りです。ここまで確認して、矢印のポイントでショートポジションを取りました。

確率として、上昇か下落かというと、下降の方が高いポイントです。ポジションを取ったときの逆指値は、雇用統計の高値より少し上の112.55円、指値は入れてません。目指すのは、次の安値である111.25円~111.35円付近です。下降トレンド継続なら、ここは割れてくると思います。割れてこないで112.00を上抜ければ、微益で決済してまた次のトレードという事になります。まず、1時間足で25EMAの傾きが上か下のどちらになるかですね。今は下向きです。