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スキャルピング|午前の順張りポイント

ドル円は、午前に下げています。
今週のドル円は、月曜から水曜まで200pips以上戻しをつけたので、ショートカバーもある程度出たのではないかと思います。高値と安値を切り上げ、FOMCを通過して108.00円手前で止められています。

午前の順張りスキャルピングのポイントを見ていただきたいのですが、まず15分足でどんな箇所か確認します。

Aが、本日のアジアタイムです。
それまでに、3日間チャネルラインが引けます。カウンタートレンドラインをFOMCで上抜けできず、チャネルラインを下抜けているので、流れは下です。下かレンジかということになりますが、上でないことは確かです。このAは、ダブルトップのネックラインもありました。30分足で見ると分かりやすいです。

では、1分足を見てみましょう。

トレンドラインは、15分足と同じラインです。
ダブルトップのネックラインは、30分足と同じです。Aが仲値の直後なので、仲値にむけてトレンドラインを下抜けています。仲値までに、下に走らせようとする圧力があったのでしょうか。Aで移動平均線まで戻していますね。ここがポイントです。下にトレンド回帰するなら、移動平均線とローソク足があたったAでしょう。ここで下に行かなければ、きれいなN波動は出ないです。

今回は移動平均線より数pips上にいっているので、移動平均線タッチでエントリーし、1pipsや2pipsで即損切りすると、ダマシに合って終わってしまいます。順張りのときは利食いも伸ばす反面、損切りも広く持った方がいいです。トレードは損益率が重要なので、損切り幅を伸ばしても利食い幅があるので問題ありません。これは、逆張りのときと切り替えが必要です。

今回は、ダブルトップのネックラインがあったので、利食い幅は個人的にはBが限界です。戻し幅の2倍がBなので、順張りスキャルピングの利食いとしてはいいポイントに感じます。ただ、短期トレンドでも2段出たら3段のN波動が出るので、半分利食いして半分を伸ばすなどいいかもしれません。ホールド時間は、10分未満です。わたしは一度ショートしてすぐ損切り、再度ショートしてBで利食いです。

FOMCで108.00円こえできず、トレンドラインを仲値直前で下抜けているという前提がショートできる後押しになっています。1分足だけ見て、移動平均線にあたったから順張りというのは難しそうです。まず、大局の把握です。逆に、大局がよく把握できれば、どんなやり方でも見つけられるのではないかと思います。目線が合っていれば、確率的に勝ちトレードが多くなりますね。