逆張りにおいて、一番注意しなければならない相場は何でしょうか。
それは、じりじりと動く相場ですね。じり上げとじり下げです。直近3ヶ月の私の負けは、じりじり相場です。なぜかというと、損切りしてもすぐにエントリーポイントまで戻ってくるため、反転するのではないか?と再エントリーしてしまう事です。
白丸のポイントはヒゲが出てショートして、数pipsで利食いできます。問題はその後のチャートで、青い四角の部分です。仮にそろそろ反転するのではないか? と1分ごとにショートエントリーして損切りを繰り返していると、10連敗とか食らうことになります。結局反転するまで負け続けることになり、いつ反転するかは分からないですからね。
では、どうすれば防げるでしょうか?
白丸のポイントは第3ゾーンをタッチしています。ここでトレードを終えたら、次にローソク足が伸びるまで待ちます。それをエンベロープのゾーンでいうと、一つ外側のゾーンまで待ちます。つまり第4ゾーンです。
じりじりと動いている青い四角のポイントは内側のゾーンになりますね。逆張りの基本は、EMAから乖離したら一時的な反転を狙うものです。前回のトレードポイントよりも、より乖離していないので期待値は低いという事になります。このような判断でも、余計な負けを防ぐ事ができるようになると思います。
もう当たり前の事なのですが、このルールさえ守れば負ける事は無いと思います。トレード回数を稼ぎたいとか、何とか今回は少し勝っておきたいという欲が出ると深みにはまって大きなロスカットになります。基本を再度、思い出して下さい。