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短期売買はどこでエントリーするか

ドル円が120円を突破しました。120円をみるのは、6年ぶりになります。毎日トレードしていると、ついこの間のような気がします。テクニカルは上昇トレンド、ファンダメンタルも下げには反応せず上げに大きく反応していましたから、テクニカルとファンダがそろっている状況です。

スイングトレードで長期間ロングをホールドしていれば何百pipsも利幅が取れますが、FXに労力を注いでいるトレーダーは、比較的短期売買派が多いでしょうから、そうはいかないでしょう。日々、タイミングを見てポジションを取ると思います。乗り遅れまいと、適当にロングすると、ちょっと下げる局面で損切りするかもしれません。

では、どこでポジションを取ればいいでしょうか?
その一つに、カウンターラインやもち合いなどの、小さなブレイクが発生する場面を見つけることです。高値更新しているときにロングするのではなく、もち合いになるのを待つということです。高値づかみをしないために、待つことが必要です。

直近2日間の5分足を見てみます。

全体としては上昇していますが、高値ブレイクする場面は、1日のなかでも限られています。「ブレイクして値幅出すのは一瞬」と、いつも書いている通りです。上昇しているのに、ほとんどがもみ合いです。まずは、これを理解することです。ですから、ラインを引き、もみ合いをあらわにするのがいいでしょう。

特に、三角もち合いをブレイクしてN波動の押し目がある場面は、テクニカルで説明がつきますから期待値高いのではないでしょうか。

昨日の5分足です。

おとといとは、違った形です。
上昇とは言え、相場の波は刻々と変化していますから、引けるラインも違いますね。ブレイクしたのは、夜中に1回だけでした。これは、タイミング次第です。ただ、見方は同じですから、トレードしているときにリアルタイムでもち合いをブレイクしたらロングする、という作法をおこなえばいいでしょう。

大きな波に乗れなくても、1日の中で細かいブレイクともち合いを繰り返していますから、それを見るようにすれば、どこでロングすればいいのか分かると思います。

今は10:30で、ひとまず今日1回目の高値更新は終わりました。
今すぐにポジションを持つのではなく、もみ合いの形をこの後どう作るかをチェックします。120円タッチで達成感から、ショートしたくなるかもしれません。まだ下向きのトレンドラインは引けませんから、最初のもみ合いの形と、それをどちらにブレイクするのか(ロンドンかニューヨークになるでしょう)、それを確認してからポジションを取るようにする予定です。

注意点は、もみ合いは、毎回ほぼ違う形です。
上記を見ても、どれも引けるラインが異なります。それをよく観察するようにします。