昨日のトレードを振り返ってみます。昨日の16:00頃に、ユーロドルが大きく上昇しました。ユーロドルが上昇した場合の戦略は以下の通りでした。
①第一波のエントリーは様子見でも良い。警戒する事。
②押し目を付けた第2波以降に逆張り(押し目があれば反転の期待大)。
③節目が無いので一時的な戻りの可能性。利を伸ばすポジションを作る。
④じり高からの急騰に注意。
結果を見てみます。
①第1波で第1ゾーンはノーエントリーか数本様子見をしました。
②押し目を付けた後の上昇は、しっかり反転しました。
③短期トレンドだけで、一時的な戻りになりました。
④じり高からの急騰は無かったです。
事前準備が9割です。想定が当たるか外れるかではなく、準備しておく事が重要なのです。外れれば損切りするだけです。このように準備していましたので、エントリー後はトレードが本当に楽でした。エントリーして「どきどき」するとか、「手に汗握る」とか、全くありません。エントリー後は1割の労力しか使っていないからです。これ実は、相場分析と検証がその場でできてしまうのです。
事前準備をするという事は、前もって相場分析する事に他なりません。相場が終わってから、「さて今日の相場はどうだったか」なんて向き合っても、面倒ですよね。
事前に考えておけば、予想がどうなったのかその場で分析できます。リアルで動いている相場を前にして、その場で肯定と否定をして目線を変えていく。予想が外れれば、考えをすぐ転換する事ができます。下落目線だったけど、上昇目線に変更できます。なぜなら、理由があって下落と予想し、その理由が否定されたからです。なんとなく下目線だと、なんとなくしか目線転換できません。なんとなく下がりそうだからショート、なんとなく利食い・・・。
どうなるかというと、ロスカットできないとかなぜ負けたのか分からないとか、勝てるようになりません。ちょっと話がずれましたが、②はテクニカル的に重要ですので、②のポイントをチャートで見てみましょう。矢印が押し目です。
また、今日の全トレード履歴を載せるので参考にして下さい。今日はヒロセ通商の口座1つだけでトレードでした。反省点もあります。利を伸ばすトレードが少なかったです。5ピップ以上取ったトレードが数回だけでした。その分勝率が高いという自負が、妥協を招いてしまうのですね。
今日の戦略は昨日と同じですが、どちらかというと下落に注意したいと思います。EURとGBPは昨日1日かけて下落するための戻りを作りました。USDとAUDは三角ゾーンで目線は中立です。明日以降に流れが変わる可能性を考えておきます。昨日からの波が続いているのか、まずはそこから考えています。上か下かの目線を絞るのではなく、両方のパターンを想定する事ですね。