「デイトレード非推奨論」の正しい理解
デイトレード(短期売買)は、「投資ではなく博打だ」と言われることがあります。投資の話題になると、
・デイトレードは勝てない
・収入が不安定すぎる
・社会的に価値がない
などと軽視されることが多いです。
こういった「デイトレード非推奨論」が広がる理由はシンプルだと考えています。それは、「安定して勝ち続けることが極めて難しいから」です。自分にできないことを、他人に勧めるわけがありません。その意味で、大多数の人にとってデイトレードが「非推奨」になるのは、自然な流れではないでしょうか。
では、こうした理由からデイトレードは辞めたほうが良いでしょうか? その点について解説します。
1.デイトレードが難しい理由
デイトレードが難しい理由は、たくさんあります。私が思いつくのは、以下のようなことです。
1.チャートに張り付く時間がない
2.再現性が低い
3.損益変動が大きい
4.メンタルがおいつかない
5.相場の変化が大きい
6.元手資金が少額
7.期待値の維持が困難
8.必要なスキルが曖昧
9.絶対的な優位性が存在しない
10.未熟なままやらざるを得ない
とにかく、デイトレードが難しい理由を挙げるときりがありません。一言にすると、短期売買は「運の影響を受けやすい構造である」と言えます。もちろん、短期売買で一時的に勝つことは可能です。それも、大きくです。
しかし、年単位で安定して利益を出し続けるとなると、難易度は一気に上がります。私自身、15年間専業トレーダーを続けていますが、大きな損益変動がありながらも、「何とか継続できる状態をキープする」のが現実です。損益が全く読めません。
2.デイトレードで勝つために
では、勝てないかというと、そうは思いません。答えはシンプルで、相場格言で言われる「3つのM」を、徹底的に考えておくことです。
1.Method(手法)
2.MoneyManage(資金管理)
3.Mental(メンタル)
具体的には、
1.手法を明確にする
2.資金管理を決める
3.メンタルや思考を高める
これら3つが、トレードで成功する全ての土台です。土台が不安定なら、トレードは長続きしません。3つのうち一つが不安定なら、いずれ崩れるでしょう。逆に、3つとも強固なら、なかなか崩れないでしょう。
問題は、3つのMを決める前に短期で勝とうとすることです。そうすると、負ける可能性が高く、多くのトレーダーは資金を減らすことになります。その結果、デイトレードは難しい、という結論になってしまうのでしょう。
3.情報の受け取り方
そもそも、デイトレードに否定的な人は、興味がないか勝てない人です。
そういう人は、頭ごなしにデイトレードの楽しさやメリットを否定し、デメリットやリスクばかりを強調しますから、うのみにしない方が良いでしょう。
もちろん、根拠もなく「簡単に稼げる」などと言ってはいけません。しかし、聞くべきは、デイトレードで結果を出している人や、メリットとデメリットをバランスよく発信している人の意見ではないでしょうか。
4.まとめ
デイトレードが非推奨と言われる理由は、運の影響を受けやすいという構造的な難しさにあります。
しかし、完全に不可能というわけではなく、
1.手法(Method)
2.資金管理(MoneyManage)
3.メンタル(Mental)
この「3つのM」を徹底的に整えることで、初めて勝てる土俵に立つことができます。トレードでは、感覚やセンスで勝つことが理想のように語られがちです。そのため、3つのMを決めずにトレードし、ほとんどの人が土俵に立つ前に「難しい」と結論づけてしまいます。
デイトレードは、「正しく準備した人だけが生き残れる世界」であり、安易に始めると「非推奨」と言われる理由を実感することになります。3つのMをしっかり決めることをおススメします。そうすれば、回りの意見が気にならなくなり、「デイトレードで稼ぎ続ける」ことが可能になるでしょう。



