ドル円は、145円を超えてきました。
口先介入が出ているので上値は重そうかというと、そうでもありません。こういう高値更新を取ってくる相場では、トレンドフォローが基本です。
逆に、トレンドフォローすると押し目をつけて損切りになる、という恐怖もあります。損切りしたらまた上げてくると、ストレスは相当大きいですね。エントリーも損切りも失敗ですから。自分がエントリーしたときだけ下げるのは絶対に嫌だ、という心理的なプレッシャーがかかります。
しかし、1回の損切りを恐れてトレンドそのものに1回も乗れないのは、問題です。流れは上かもしれませんが、エントリーした後は一時的に下げるかもしれませんし、けん制発言で急落するかもしれません。それは仕方ないと思います。テクニカル的に上なら、ロングせざるを得ません。テクニカルが上なのにロングしないとなると、(私の場合は)何を根拠にトレードすればいいのか迷ってしまいます。
ですから、1回の損切りを恐れずにトレンドフォローはすべし、という考えです。
現在のドル円を1時間足で見てみます。
移動平均線はパーフェクトオーダーです。
トレンド発生時のドル円の見方は、前回の記事で書いてから75EMAを下抜けてきません。今日も日足が陽線だと、7本連続になります。そろそろ下げるではないか、という相場観が出てきますが、こればかりは下げるまで分かりませんので、下げるまでロング目線の予定です。
1回の損切りを恐れないということです。
トレンドフォローで何回も利食いできれば、1回の損切りはたいしたことありません。ただ、やみくもにロングするのではなく、チャートがどうなったらエントリーするなど、テクニカル的な根拠は必要です(損切りも)。これは、通常通りです。時間帯も考慮しましょう。3市場とも上げてくるのは珍しく、どこかの市場でいったん下げてくることが多いです。