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チャート分析が役立つとき

チャート分析をして未来の目線を決めたら、実際にチャートが形成され、目線が正しかったのかそれとも間違っていたのか、復習する必要があります。

下記チャートは、3/26に書いた記事のポンド円4時間足です。このときは、もみ合いになるイメージをしていました。

大雑把に言うと、次のような値動きです。
黄色の枠で、上下動してもみ合うイメージです。

それから1週間経過し、実際に下記のような値動きになりました。

イメージと異なり、上昇していきました。チャネルラインを上抜けしてブレイクしています。イメージと違った値動きをしたときに大事なことは、トレードで負けないことです。かりにショートポジションをホールドしたままだと、大損します。間違っているとわかったら、すぐに損切りをしなければなりません。

イメージと異なることなんて毎日ありますし、毎回当てようとするのは現実的ではありません。イメージ通りになったらエントリーする、イメージと異なればエントリーしない(既にエントリーしていたら損切りする)ことが大切です。そして、チャート分析し直します。

どこでレンジ目線を変更すべきだったのか、確認しておきます。チャートでは、「ココを抜けたら流れが変わる」という節目が存在します。ココを上抜けたらロング目線に変更する、ココを下抜けたら下目線にする、という節目です。

今回は、下記チャートのAだとみています。

このAは、先週月曜日(3/22)に書いた週明けギャップダウンの箇所です。

今チャート分析していることは、その日役立たなくても、数日か数か月後か分かりませんが、いつか役に立ちます(今見つけた節目はレートが戻った時にまた節目になるため)。ですから、今日分析していないと、特定の場面が抜け落ちてしまいます。一部分が全体に影響し、結局、今日何をしていいか迷ってしまうのです。逆に、チャートを毎日分析して考えているトレーダーは、「いつも深い分析をしている」「いつも利益を上げている」ように、見えるのです。

昨日なにを考えていたのか、おとといの21時頃なにを分析していたのか、上がると思っていたのか、それとも下がると考えていたのか、思い出してみてください。それを次の日、また次の日と続けていきましょう。