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時間帯と作法を決めておく

ドル円は、143.50円で2日間止められ、レジスタンスになっています。明日、雇用統計があるのでそれ次第でしょうか。それより気になっているのは、米10年債利回りです。高値をブレイクしそうで、4.1%を超えているようです。

米国債10年の金利は、ドル円と同じような動きをしているので、利回りが上昇すればドル円も143.50円を上抜けるイメージでしょうか。下記は、2022年11月からのドル円と10年債利回りを比較したチャートです。値幅の割合は違うものの、連動していることは確かでしょう。どちらが先行しているかはわかりませんが。

そうすると、各種経済指標を見て、10債利回りがどちらにいくのかをチェックするだけで充分であり、テクニカルはあまり関係ないのかもしれません。テクニカル分析でドル円が動くはずないのですが。

ただ、動く材料は関係なく、チャートパターンが出たらそれに従ってトレードするのが短期売買です。ファンダメンタルを考えても迷うだけなので、ロンドンからニューヨークにかけて、方向性が出そうな通貨ペアをエントリーする。これがスキャルピング、デイトレードの基本です。私に限った軸ではありますが、「時間帯」と、手法でないにしてもエントリーからイグジットまでの型となる「作法」は決めておいた方がいいでしょう。

① 得意な土俵
② 得意な戦い方

この2つが決まっていれば、トレードの本筋からそれることはないでしょう。勝っても負けても、戻る場所があるからです。