取り組み方 PR

流れが変わるときに損しないこと

今週は相場が動いています。
一方向へ動くのではなく、上下に振ってからトレンドが発生するのが相場です。上下に振られたとき、よく分からないまま適当にトレードしていると、ロングでもショートでも損切りし、相場の難しさを感じるトレーダーは多いはずです(私も日常茶飯事ですが)。

予想しようとすると、それが外れてますます混乱して焦りを感じることもあります。

そんなときは、先のことは考えずに、今から数時間の値動きだけを考えるようにしています。ロンドンタイムの午前にトレードするなら、ニューヨークのことは考えず、今どちらにいくかだけを考えます。ニューヨーク前半にトレードするなら、24時以降のことは考えません。

このとき、一つ前の市場と流れが同じなのか、変わるのかを意識するようにしています。アジア→欧州→ニューヨークという流れなので、ニューヨークにトレードするなら、欧州の流れが継続するか否かです。トレードで損する時は、流れがガラッと変わるときです。

たとえば、一昨日のドル円です。
1時間足を見てください。

欧州まで上げてきたのに、ニューヨークに入ってから急落しました。このように流れが変わることもある、と考えておくだけでも、損しなくなります。大事なことは、こういう時にいかに損しないかです。この下げを予測することは不可能なので、利益を上げるのは難しいと思います。少なくとも、流れが変わるときに損しないことの方が重要です。

今日は、ポンドがブレイクして動き出しましたので、雇用統計や英国の選挙も控えていますし、上下に振られないようにしたいです。一つ前の市場の流れが継続するのかどうか考えておくだけでも、大負けを防ぐことにつながります。今年も最後の月なので、損失だけは出さないようにしたいですね。