週明けのドル円はギャップダウン。
窓埋めしないままニューヨーク時間を迎えそうです。大統領選の開票が水曜午前からわかり、荒れた相場になりそうです。こういうときは、短期トレンドが発生するのでスキャルピングのチャンスです。
先週の雇用統計でも、スキャルピングのチャートパターンが出たので見ておきます。気づいた点は『ローソク足の戻り陽線の連続性』です。雇用統計直後のドル円1分足を見て下さい。
発表直後は急落し、どれだけ下げるかわかりません。1分ごとに高値と安値を切り下げているので、下げ圧力が強いです。そこで、戻りがあったらショート戦略にできます。急反発もありえるので、下げている最中にショートするよりも、戻りがあってからショートした方が、確実に下げ局面をとらえることができます。
四角の箇所が戻りですが、戻り陽線が5本出ています。3本や5本といった連続した陽線が出ると、そのあとからスイッチが入ったように第2波がくることが多いです。今回は5本出ています。連続した陽線で、戻り方がきれいなので判断しやすいということです。
5本の戻り陽線のあと、安値まで25pipsありました(下記チャートAからBまで)。
戻りがあってから下げるなら、第2波になります。少なくとも直近の安値まで下げる確率が高いので、利幅を伸ばすチャンスです。25pipsのうち全部は無理ですが、かなりの利幅が取れる場面です。私は18pipsでした(結果は前の記事で)。1回のエントリーで利幅を伸ばさなくても、数pipsのショートを何度もできればOKです。
ただ、第2波が続くかどうかはわかりません。連続した戻り陽線のあと、下落のスイッチが入ったのは確かですが、結局出ませんでした。下げるならココから、というポイントが判断できればいいと思います。Bのあと下がればショート回転し、下げきったらロング、そうならなければ様子見するだけです。チャートをイメージし、その通りになればエントリー、ならなければ様子見ということです。
※短期トレンドの戻りについて、書籍(究極進化版スキャル)ではP246に書いてあります。今回のチャートも書籍と似ています。
さて、
Bで反発したので、次はトレンドの見方をかえます。上記の時間軸より少し長めに変更し、下記のチャネルラインを下抜けたら、安値切り下げとなるのでショート回転するつもりでした。結果は、チャネルラインを下抜けなかったので様子見です。
1分足の短期トレンドといっても、トレンドの時間は一つではなく、数十分のもの、数時間のものがあります。チャートが進むにつれ、ラインを引き替えるなどして戦略をかえていきます。