もみ合いが続いています。昨日のポンド円は、欧州タイムに下げ、ニューヨークタイムに上げています。15分足を見てください。
A=Bの値幅です。
下降トレンドが出るなら、Dあたりから下げるのでしょうが、レンジ内でもみ合っているので、安値を更新したら反転します。レンジの時は、高値も安値も大きく更新することありません。
このようなレンジでも、トレードするところはたくさんあります。何かしら根拠があればどこでも良いと思います。自信を持てるポイントは、ネックラインが多いですね。15分足のCDEです。
ここを1分足で詳しく見てみます。
CDEは、15分足と同じです。
Cは、結果的にダブルボトムになったネックラインですが、アジアタイムにつけた安値を更新して下に走るかどうか、という流れでした。そこでダブルボトムが出たので、反転の確率が高くなります。反転するか分からない中で、ダブルボトムがでたので、底でロングは難易度が高く、Cがロングのポイントでしょう。
反転する時、いつもこのようなダブルボトムが出ませんが、出たときこそ、基本のパターンです。決して、イレギュラーではありません。基本のパターンでトレードできるポイントです。
そして、特徴的だったのは、Dまでのプロセスです。
140.00円で何度も反落し、完全に止められていますね。このネックラインは、おとといから引いているので、「機能しているな」「意識されているな」と捉えるようにしたいです。そして、Dで上抜けました。
ただ、利食いが難しいポイントでもあります。
Eまで40pipsありますが、ここまでホールドするのは、デイトレードの範囲内では私には不可能です。持ち越すつもりで、スイングトレードのように長めのホールドなら可能ですが。利食いは、エントリーほど根拠を探さなくてもいいでしょう。
Eも、おとといのネックラインです。
ぶつかって反落していますね。Cのダブルボトムが安値、そしてEまで上昇して高値更新です。安値更新→高値更新とY波動で、15分足で上昇トレンドでもなく、もみ合う場面なのでそのまま上げ続けることはないでしょう。
CDEと、それぞれ何かしらの根拠があります。
他にもトレードする方法はあるのでしょうが、まずは、このCDEのような「値が走るポイント」「値が止まるポイント」を見つけるようにすると、トレードが楽になります。
上位足から下位足までチャートをみて、何となくでも良いので、節目になりそうなネックラインを探すようにしています。今日引いておくと、明日のトレードが楽になり、それが続きます。今回のように、おととい引いていたので、昨日のトレードが楽になったということです。