チャート分析 PR

総裁会見からの相場

政策変更をにおわせる発言はなく、現状維持が適切とのことでした。ドル円は上昇です。植田総裁の言葉の節々に、重圧が感じられました。これから総裁はプレッシャーに耐えられるだろうかと心配になりましたが、余計なお世話でしょう。

さて、ポンドドルは、1.2440のネックラインを上抜けたあとは失速し、再びネックライン下抜けです。昨日のAで反落したのが大きいでしょうか。押し目から上昇すれがロングしたとは思っていましたが。負けは防げるものの、エントリーしないと資産は増えません。様子見ばかりではダメですね。このバランスが難しいところです。

日足では、ネックラインの上抜けは誤差のようです。ネックラインで反落しているとみていいでしょう。ただ、移動平均線は上がってきているので、何回かレンジを繰り返してから上にブレイクする可能性もあります。

下記、月足だと戻り売りの局面です。時間軸によって、方向性がバラバラですね。

月足は、9年間下げてきましたから、その戻り天井を見極めるのは難しいです。ここから下降トレンド回帰して最安値更新のイメージがわきません。かりにそうなったとしても、いつになるのでしょうか。長期ポジションは先が長いです。この月足が15分足なら、今日トレードするチャンスはあるのでしょう。

トレードは、目先のトレードではなく、長い目線で日々淡々とエントリーとイグジットを繰り返す。これが理想ですが、感情は毎日揺れ動いており淡々とトレードするのは簡単ではありません。新総裁に交代すればまた相場がめちゃめちゃ動く、という期待はありましたが、実際はそうはいきません。

相場は、どんな場面であれ自分の思い通りになることは少ないです。現実のチャートを見て、日々トレードしていきます。理想を追うより、現実のチャート分析が必要なのでしょう。