チャート分析 PR

期末・月末フィックス

今日は、期末・月末のロンドンフィックスです。
来週から少しは動きが出るでしょうか。期待したいところです。ポンドドルは、2年近く下落してきました。2021年6月を高値とし、去年の9月に37年ぶりの安値をつけてから、半年の戻り期間です。下記、週足です。

去年の9月の暴落はすごい値動きでした。
最安値を更新したので当然と言えばそうなのですが、いざトレードとなると、ちょっとしたタイミングの違いで勝ったり負けたりします。それから大きく戻し、現在はAB間のちょうど半値戻し(フィボナッチで50.0%)付近です。4か月近く戻りからもみ合っているので、そろそろ方向性が出てもいいかなとは思います。500pipsほどのレンジ幅がきれいなので、ブレイクはわかりやすいかもしれません。あとは、ファンダメンタルを伴えば、値幅は出るのでしょう。

ブレイクしたら、500pipsくらいの値幅は見ています。その中で、どうトレードするかです。トレンドフォローなら、500pipsのうちどこのトレンドで乗るか、でしょう。週足で大局を把握したら、次は下位足へ移っていきます。下位足を見る時は、どこで「3段上げ」「3段下げ」をしているか意識しています。N波動やエリオット波動です。4時間足だと、上昇の3段上げが出ています。

次は、1時間足→15分足と時間軸を下げていき、波動をチェックします。

今日トレードするのは、上位足の中のほんの一部でしかありません。何段目にいるのかを認識しなければなりません。過去の高値と安値で何があったのかを思い出し、それからどう戦略を立て、当たったのか間違ったのかを期末でチェックしておきたいです。トレード損益やスキルがどんな状況であろうが、チャートの上位足、つまり大局を観察すると冷静になれると思います。

迷ったり、良くも悪くも偏った気持ちを通常の状態に戻すときは、チャートを上から(上位足から)眺めるしかありません。下から見上げるより、上から見るようにします。