チャート分析 PR

初動とライン

今回も、前日のEUR/USDを見てみます。トレードの答えはチャートにありますので、チャートを見てみたいと思います。昨日のEUR/USD1分足です。

まず15:00頃から動き出し、安値を作り初動の値幅を形成しましたね。昨日はずっとこの初動で推移していました。やはり初動です。「初動」は大事ですね。あとは、黄色いラインが効いている間はその中で小さなトレンドや波を形成しますので、そこを細かく見ていきます。

青いラインですが、これ実は全て同じ角度です。この角度で上値ブレイクしていった訳です。だから押し目も一緒です。押し目が一緒だと、到達点もある程度わかります。なぜなら、同じ波が継続しているからです。赤い矢印ですが、ほとんど値幅が同じです。その後の上値ブレイクも見てみて下さい。同じような値幅でブレイクしていますね。途中で節目もありましたので、そこのブレイクの仕方を見てエントリーしました。

節目ブレイクで黄色いラインを抜けてオーバーシュート気味になるのか、それとも同じ波を保ったまま推移するのか。赤い矢印が3本ぴったり出て、青いラインの3本目位で意識できました。昨日は事前準備9割以上かもしれません。

トレードは、先入観を持たずにその日の波に乗るだけです。自分の相場観やプライド、今までのやり方、自論、全て過去の話です。トレードは、今・この先なので、この先の波を考えます。相場観ではなく、経験を積みましょう。相場観は、勘やなんとなくに頼りがちです。それでは勝てません。

チャートでトレードするなら、根拠はチャートから導き出すようにして下さい。また、チャートで分析しても期待値がないと感じたら、即座にその考えは捨てましょう。捨てると新しい見方ができます。ひとつの考えや手法にこだわって捨てられないと、負けスパイラルに陥ります。潔く捨てる事も大切です。