チャート分析 PR

時間帯による判断

マーケットは、明日の日銀待ちです。
昨日はアジア後半から反発し、数時間で150pips反発しています。トレンドにさえ乗れれば、ドル円は利幅が稼げますね。その逆もありますが。

トレンドが発生するときにいつも注視しているのは、時間帯です。トレンドが発生する時間帯で一番多いのは、ロンドン~ニューヨーク前半にかけての6時間~8時間ほどです。機関やヘッジファンドなど参戦者が多く、売買量が多いからです。売買量が多い時に発生したトレンドこそ、本物のトレンドといえるからです。

直近のドル円を見てください。
30分足です。

Aはニューヨーク時間、Bもニューヨーク時間です。
どちらも、安値更新しています。当日の高値もしくは安値を更新し、それがニューヨーク時間にあると、普通のトレンドと判断しています。多くの投資家が同じ方向性と感じます。

一方、Cはニューヨーク時間ですがトレンド発生していません。昨日のトレンドは、アジア後半に発生しました。昨日は、14時~17時半にトレンドが発生しています。14時からなので、少し違和感がありました。

もちろんどの時間帯でもトレンド発生しますし、ロンドン~ニューヨーク前半のトレンド以外は異常なはずがありません。しかし、なぜこの時間なんだろうと感じます。昨日に限らず、変な時間にトレンドが出るといつもそう思います。理由はわかりません。本邦の機関が日銀にそなえて買戻ししているのかもしれません。

一つ言えることは、そのトレンドが本物なら、ロンドン~ニューヨークにかけて追随するということが多いです。ですから、ニューヨーク時間に同じトレンド方向へ動けば、乗ってみようと考えています。

このように、時間帯により参戦方法を決めるやり方もあります。また、流れさえつかんでいれば時間帯関係なく利が乗ってくるという考えもあります(この場合はスイングトレードになります)。時間帯により自分はどうトレードするのか、一度考えてみるのおすすめです。