チャート分析 PR

時間軸によるトレードの違い

FOMCや雇用統計が終わって週明けですが、方向性が出ません。値幅が大きいので、短期トレンドが出ると動くように感じますが、振り回される相場なので注意したいです。

ドル円の4時間足を見てください。

三角もち合いが分かりやすいです。
こういう時は、トレンドを期待してホールドすると、ロングでもショートでも損切りに合うので注意が必要です。今日トレンドが出るわけではないので、ブレイクするまで待った方がいいのでしょう。

今日はドルが売られているので、ドル円は下げる感じがしますが、もみ合いの局面なのでニューヨークで急反発とかあります。特にトレンドでもない時にポジションを取って連敗する。これは負けパターンなので注意します。

オージードルも同じです。
下記は5分足です。中国関連なのか、大きくギャップダウンしてオープンしました。アジアの仲値が終わり、安値更新したのでショートしましたが、見事に底でつかんでしまいました。

トレンドを期待していると、ブレイク直後の天底でつかむことになります。ブレイクしてもトレンドは出ず、反転するのがもみ合いです。Bも、下へブレイク期待してショートすると、底でつかむことになります。ブレイクしてからでも遅くはないのでしょう。

また、5分足だけで決められません。
1時間足を見てください。

200EMAの傾きは、まるで定まっていません。
5分足などの短い時間軸でトレードしても、そもそも上位足がこれでは難しく感じます。この動きで、ピンポイントで上が下かを予測するのですから、チャート的に難易度が高いです。週明けの一発目のトレードから反省です。

今月下旬は米感謝祭があり、そのまま年末まで方向感のない相場がくるのかもしれません。そうなると、先月までの相場とはまるで変わります。全体的に方向性が無い時こそ、上位足をよく見てポジションを減らすなどしたいです。トレーダーとしてはトレード回数が減るのはつまらないですが、過熱感をよく観察していきます。

ポンドドルのように、短期で動けばスキャルピングでしょうか。

Aまでは、第一波なのでまるでわかりません。
Aで押し目をつけ、Bまでの第二波は順張りのチャンスです。また、Bでも押し目をつけていますから、Cまで順張りできます。もちろん結果論ですが、ABCのように、下げても上げてくる(=押し目の可能性がある)ときは高値更新して値幅出してきます。値幅は、第一波が基準になります。あとは、レジスタンスやストップがどこにあるかチェックしておくことでしょう。

今日値幅出すとしたら、上か下か。
Aの時点で考えれば、押し目をつけたあとのイメージができれば、その場でスキャルピングはできます。ドル円、オージードル、ポンドドルそれぞれ時間軸により戦略が異なるので、いろいろな通貨ペアと時間軸を見て自信がある場面で、自信のあるトレード手法(スキャルかデイトレか)で入りたいです。