チャート分析 PR

ユーロドル下降トレンド

ドル円が136円を突破して上げている中、ユーロドルは下降トレンドです。
トレンド期間は1年に及んでいます。直近4日間は安値を切り上げていましたが、さきほど前日の安値を下抜けています。30分足を見てください。14:00時点のチャートです。

最近は、ロンドンの早い時間から動くこともあり、気が抜けません。ドル円も同じですが、12時~15時の間に動くときは、荒れ相場になる印象です。いつ動くか予測できないのが相場なのですが。また、ナーバスな相場は先週終わったので、よほどのヘッドラインが出ないと荒れないと思います。

現在はAで、安値①のネックラインを下抜けました。
あとは、直近5日間で形成された安値②~⑤をどのように抜けていくかを監視するだけです(下落する場合)。ネックラインが壁になりますから、ぶつかった時にどう反応するのか考えながら見ていきます。壁は、「突破する」もしくは「反転する」のどちらかです。コンクリートの壁に物体が当たった時と同じ原理で、力が強ければ壁は壊れます。力が弱ければ壁はびくともしません。

また、助走も大切です。
重い物体でも、助走がなければ壁を壊すことはできません。

下記が日足です。

ドル円よりも、個人的にはラインが引きやすいです。
ちゃんと揺り戻しがあるからです。現在はAですが、BやCと似たような環境でしょうか。移動平均線はパーフェクトオーダー回帰しており、スイッチが入れば下落していきそうです。AUD/USDやGBP/USDも下降トレンドですから、EUR/USDと比較し、入りやすい通貨ペアでトレードしていきます。

ドル円のロングか、それ以外のドルストレートをショート。調整したときの反転には注意する。といったところです。ごくシンプルなテクニカルで判断していきます。今日は、アジアタイムからEUR/USD、AUD/USD、GBP/USDが下げ続けているので、気になっています。