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EUR/USD ウェッジ上抜け

昨日は、ロンドンフィックス(24:00)に向けて動きました。
相場はいつ動くか、予測不能です。普段からチャート分析をし、流れを把握しておかないと、動いたときにまともにトレードできません。「上にいくならこう」「下ならこのイメージ」というように、上下どちらのパターンも想定しておくといいでしょう。

ユーロドルを見てみます。
次のチャートは、15分足です。

Aが直近の高値です。
Bが昨日のロンドンフィックスです。昨日は、安値からの高値ですから、Y波動です。Y波動がでたときは、ボラティリティは高まりますが、方向性が定まらない相場です。Bのレジスタンスラインに差し掛かったとき、反落を想定しました。反落なら、ショートすればいいですね。

しかし、トレードはしませんでした。
実際にどうなったか、次のチャートで確認してみます。

なぜBでショートしなかったかというと、上位足でチャートパターンをブレイクしたからです。下記、4時間足を見てください。

Aが、昨日の箇所です。
高値切り下げ、安値も切り下げで値幅も小さくなる「ウェッジ型」のチャートパターンが出ていました。それを上抜けたからです。15分足だけだと、この斜めのラインはわかりません。上位足もしっかりチェックすることが重要です。

ウェッジ型は、反転を示唆するチャートパターンです。
教科書的に、Aでブレイクしたから今日以降上にいくとは限りませんが、昨日は一時的に買いが急増したことは確かです。とてもシンプルですが、ボラティリティもリクイディティも増加したポイントは、このあとも節目になります。これは、リアルタイムでチャートを見ていないとわかりません。後付けのチャートでチャートパターンやラインを引いても、どう反応したのかは読み取ることはできないです。

細かく、5分足で見てみましょう。

長いローソク足がある部分(ロンドンフィックス)が、ボラティリティが高まった箇所です。ネックラインも重要ですが、ローソク足の長さもヒントになります。昨日の24時から12時間が経過し、ABで反応していますね。昨日の相場から、翌日になりどう推移したのか、チェックします。ですから、ABがこの後ロンドン時間から節目になるとわかるものです。

昨日トレードしているから、すぐに分析できるんですよね。
何日もチャート見てなくて、いきなりユーロドルのチャート分析をするといっても、難しいです。毎日見ているからわかるものです。今日、そして明日のトレード結果は、昨日までの地道な取り組みということです。