チャート分析 PR

講演後にドルが上昇

ジャクソンホールで講演したパウエル議長は、インフレを抑制する宣言をしたようです。これまでの流れが再燃し、ドル円が上昇しています。金利を上げてでもインフレを抑える、という事でしょうか。

ドルが強いので、クロス円よりドルストレートがよさそうです。ドル円のロングか、それ以外のドルストレートのショートになりますが、同じ根拠で何ポジションも持てないので、デイトレードだと「いずれかの通貨ペアを一つ」にする予定です。

下記はドル円の日足ですが、最高値に迫ってきました。レジスタンスラインが目前なので、ファンダメンタルだけでここからポジションを新たに取るのは難しいです。ファンダメンタルなら当然「上」、つまりロングなのですが、テクニカル的には、日足で判断は不可能なポイントです。

※もちろん、数時間単位の短期トレンドは、下位足を見ていればできるので、デイトレードはできます。今日でも、ニューヨークから上げ始めれば、ロングのチャンスといえます。アジア上→ロンドンもみ合い→ニューヨーク上というN波動ができるからです。

中長期的には、ネックライン付近では、どんな値動きになるのか全くわかりません。ブレイクするのか、それとも急反転するのか。その時に強烈なヘッドラインがでれば、ファンダメンタルを伴った値動きになります。

気になるのは、上記チャートのレジスタンスラインとトレンドラインの裏側にタッチする局面にあります。テクニカル的には、反落してもいい場面なんですよね。逆に、ここを上にブレイクすると、140円越えなのでしょう。

ドル円よりも、ポンドドルの方が分かりやすいでしょうか。

水平ラインを目指して、チャネルラインで推移しています。下げればこのまま1.1400が目安になります。上げても戻り売りですね。どちらにしても、ドル円か、それ以外のドルストレートか、というトレードになりそうです。月曜日の午前から動いているのでポジションを持ちたくなりますが、チャートパターンができてからエントリーしたいと思います。