チャート分析 PR

ユーロドル ネックライン5本

昨日は、CPIでドル買いとなり、ユーロドルは1.0000を一瞬だけ割れました。しかし、数秒で急反発。パリティは、それほど強い壁なのでしょう。下値トライしてブレイクできなかったので、その後はショートカバーが発生しました。1分足を見てください。

私は、1分足ではいつもエンベロープを出しています。
一番外側のエンベロープは、移動平均線から約50pipsほど乖離したときに到達します。しかし、ここをを突き抜けるときは、よほどの値幅が出るときだけです。昨日のショートカバーでは、何度かエンベロープの一番外側にタッチしています。一昨日もショートカバーが出ましたが、昨日の方が値幅が出ています。

2015年も似たような相場だったことは昨日の記事で触れました。この時もそうでしたが、ショートカバーは何度も出ます。ショートポジションには注意してください。

また、この2日間で乱高下したので、レジスタンスになる高値が明確になってきました。

昨日の高値が①で、直近の高値になりそうです。
あとは、レジスタンスが②③④⑤とあります。⑤まではショートカバーが出て急騰して到達してもおかしくないでしょう。⑤まで300pipsありますから、これ位の値幅は見ておきます。

⑤のネックラインを下抜けたときが、20年ぶりの安値でした。そこからわずか5営業日で1.0000のパリティまできたいので、下げる速度が少し早すぎるのかもしれません。急騰や急落は、いつも早すぎるのが相場の基本と言えますが。何年、もしくは年十年後に、「あの時のユーロドルのパリティ割れは、、」と思い出すことは多々あると思います。今の相場をよく観察し、経験値にしていきましょう。

このブログカテゴリー(日々の分析)を書き始めたのが、ちょうど2015年の3月でした。チャートが残っているので7年前の記事を昨日見返しましたが、ユーロドルをたくさんトレードしていました。値動きの本質は、ショートカバーでも何でも、今も昔も変わっていないと感じました。

毎日トレードしてスキルを身につける。
そうすれば、トレードでずっと活用できると思います。