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ユーロのショートカバー

ユーロドルが、1.0000のパリティにタッチしました。ドル円とユーロ円の価格差がほぼ同じになりました。現在は40pipsユーロ円が高いですが。

ドル円も歴史的な上昇ですが、ユーロドルも同じです。1.0000は、オプションバリアやストップロスが強烈でしょうから簡単には抜けないと思います。何度もトライし、結果がいずれ出るでしょう。下抜けると、どんな値動きになるのか想像もつきません。逆に、上げた時は、昨日のようにショートカバーが入るので急騰に近い上げ方をする可能性があり、ショートポジションの取り方には注意が必要です。

昨日の5分足を見てください。

1.0000の下抜け失敗した後、Aまで上昇しました。
この上げ方は、じり上げとか軽い上げ方ではありません。当日の高値を上抜けているように、1つ目のネックラインで止まると考えないようにしています。

ショートカバーが入ると、ネックライン(今回はレジスタンスライン)を2つ3つ上抜けし、4つ目とかで止まるイメージです。昨日は、1つ目のネックラインを上抜けて止まりました。1分足で見ると、かなりの急角度で上げています。

ショートカバーが入ると、短時間で急騰します。
節目を何個も上抜けてくるので、注意したいと思います。

このような相場は、2015年にもありました。
週足を見てください。

2014年から、下降トレンドが発生していました。今よりも下げ方が急で、値幅もありました。その反動で、ショートカバーが入ると、もの凄い急騰した記憶があります。週足なのでわかりにくいですが、1日200pips~400pipsの値幅がありました。しかも短時間で値幅出るので、ショートポジションがつかまると、あっという間に-100pipsとかあります。

今回も、1.0000を下抜けできないとマーケットが判断すると、大量のショートカバーが入るかもしれません。普段じりじりと動いているだけに、急変した時の対応が遅れます。この後、何度か下値トライしてくると思いますが、ショートでつかまるのは注意しておきたいです。