チャート分析 PR

昨日の押し目を検証

昨日は、反転するポイントについて触れました。
天底圏で反転するなら「逆張り」、トレンド中の押し目や戻りで反転するなら「順張り」になります。同じ反転でも、相場の状況によって、正反対の目線になります。ですから、大局を把握することは、トレードする上で大前提になりますね。

そして、重要なのは、順張りの方です。
押し目や戻りで反転するときは、トレードチャンスです。昨日のポンド円チャートの続きを見てください。下記は、昨日14時にブログアップしたときのチャートの続きです。ABまで昨日書きました。昨日の14時以降、新たにCDが形成されています。

Cは13時、Dは22時です。
ABよりもチャートパターンが小さく、シングルボトムなので難易度は高いですね。私も、Cは気付かず、Dで同じパターンとわかりました(エントリーはしていませんが)。ただ、ABと見方は同じです。要するに、押し目ということです。CDを5分足で見てみましょう。

下落から切り返すのが早いので、意識して見ていないと、何が起きているのか認識できません。ポイントを絞ってチャートを見る必要があります。全てのローソク足から情報を引き出すことは無理ですから、どこが今日のポイントになりそうか、要領よく情報を引き出す作業が求められます。

「押し目は、こういう風に形成されるのか。」という事実を積み上げることが、経験値につながります。上昇トレンドなら、どこから上昇し、どこで止まったのか。しっかりチャート分析していれば発見できたのか。それを踏まえ、どこでエントリーすればよかったのか。これが分析→実践→復習のサイクルです。これをやると「発見」がありますから、高いモチベーションがキープされ、何十年と毎日トレードできるのでしょう。楽しい発見がないと、負け込んだときにモチベーションが低下したまま戻りません。

毎日、機会損失や後悔はたくさんあります。
それでも、分析→実践→復習のサイクルを行なっていると、不思議とモチベーションは低下しません。