昨日は、ポンドが荒れました。
利上げ期待があったのに、政策金利は0.1%の据え置きだからでしょうか。私はスキャルピングでトレードしましたが、どんなやり方にせよ、ネックラインがどこにあるのかは指標前にチェックしておくべきです。
日足で見てみます。
1.3560あたりが、何度も反応しているネックラインです。
まさか、指標後にこのネックラインまで到達するとはイメージできません。しかし、上下のネックラインは常に準備しておきます。
では、1分足で見てみます。
結果的に、日足のネックラインを下抜け、下落し続けました。
ポイントは、やはりネックラインだと思います。ローソク足1本だけとかプライスだけ見ていても、ヒントを見つけることはできません。ローソク足が集まると、何かしらのチャートパターンができます。
日足のネックラインの下で、ヘッド&ショルダーズができました。
下落途中でヘッド&ショルダーズがでたときは、信頼度は高いです。ネックラインAを下抜けて下げていますね。このように、ヘッド&ショルダーズは順張りでも使えますし、1分足でも形成されます。下げ過ぎたからそろそろ上がるのではないか? というのは、相場勘にすぎません。チャートに従うべきですね。
ネックライン付近でチャートパターンができたときは、トレードのチャンスです。ネックラインでもみ合う場面と、ネックラインから解き放たれる場面があります。今がどちらの状況なのか、理解しながらトレードしないといけません。こういうチャートを見ると、「テクニカルでトレードは可能」と感じます。リアルタイムで、冷静に分析し、待てるかどうかが大切です。
毎日完璧にトレードすることはできません。
何十回かトレードし、利益の貢献するのは、ほんの一部です。次のトレードでどれくらいの利幅が取れるかなど、分かるはずもありません。分かっていることは、「損切り幅だけは小さくする」という努力でしょう。下記は、昨日のトレード履歴です。見返すと、正直「下手だな」と思います。それでも、どうすれば改善できるのかを考えます。トレードは、自分との戦いです。