日経のチャートがシンプルなので見てみます。日経は、2025年4月に関税ショックで暴落したものの、それから半年以上も上昇トレンドが継続しています。4時間足で見ると(下記チャート2つ)、長期移動平均線(私が使っているのは200EMA)を一度も下回っていませんでした。
4月からの4時間足です。
私も4月以降ロングし続けていたので、それなりに利益は出ています。ショートは一切せず、下がったところで買い増し上がれば利益確定をする。常にポジションを持っているので、ポジショントレードになるでしょうか。
しかし、数日前に4月以降はじめてショート(両建て)をしました。理由は、テクニカル的にそうなったからです。11月月初から下げ始め、4月以降はじめて200EMAを下回りました。下記が現時点の4時間足で、ダブルトップがはじめて形成されました。ネックラインと200EMAを下抜けしたところでショートしています。
本日爆上げしているので、ダブルトップはダマシで上昇トレンド回帰するかもしれません。ただ、テクニカル的にはロングが否定されたので、「ロングのみ」をやめました。ファンダメンタルだけで先読みするのは不可能なので、テクニカルに従ってトレードしています。FXも同様ですが、テクニカルに従ってトレードすべき典型といえるチャートです。
日足では、トレンドラインが3本引けます(下記チャート)。トレンドラインは3本が基本です。今日は、急角度のトレンドライン③を下抜けることなく反発したのですが、この角度は長続きしないので、いずれ下抜けすると思っています(それがテクニカルなので)。
そうすると、トレンドライン②にぶつかるまで、もみ合いでしょうか。トレンドライン③の角度でこのまま上げ続けると、反動により暴落したときの値幅が大きくなるので、ここらへんで一回トレンドライン②くらいまで落ちて欲しいとは思います。
日経は、FXよりも恐怖感が小さく、ポジショントレードが苦になりません。むしろ、短期的な上げ下げでデイトレードしたいとは思いません。一方、FXはスキャルピングかデイトレードという短い時間しかホールドできません。同じトレードでも、なぜこれほどにトレードスタイルが違うのか自分でも不思議です。
どちらにしても、「チャートに従ってトレードする」。トレード対象やトレードスタイル問わず、これが土台にあることは間違いありません。



