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FOMC後の注目はポンド

FOMCをこなし、ドル売りに傾いています。
注目している通貨は、ポンドです。対ドルに対して、豪ドルやユーロ、円よりも買われているからです。FOMCのあとに、その流れが顕著になるかどうか気にしています。

4時間足を見てください。

1.3900付近が、ネックラインですね。
この1週間で、吸い寄せられるように、1.3900に戻ってきました。

日足もわかりやすいです。

日足だと、移動平均線にはさまれてもみ合い状態。それを上抜けかるどうかのポイントです。また、トレンドラインが引けますから、テクニカルも意識され、しばらくはボラティリティが期待できるのではないでしょうか。

このあとは、ネックラインをブレイクするか予測するのではなく、ブレイクした後の値動きでエントリーするか決めます。もしネックラインで反落すれば、下落したときのチャートパターンなどでエントリータイミングをはかるようにします。節目があったとき、それを上にいくか、下にいくかを当てるのがトレーダーの仕事ではありません。どちらにいくかは考えず、方向性が決まった後に、それについていけばいいだけです。それが、トレーダーのやることだと考えています。当てようとすると疲れますからね。

5分足も見ておきます。

FOMCでネックラインを上抜けましたので、流れは上でしょうか。
ロンドンかニューヨークで、いったん下へきたとき、押し目になるかの見極めをするだけです。ポイントを絞って観察できます。

重要指標後は、それまで様子見していた機関投資家が売買をはじめる印象があります。節目付近の通貨ペアほど注意が必要です。レンジ内の通貨ペアと、すでにトレンドが発生している通貨ペアでは、見方が異なります。しかし、「ここが節目」というポイントを見つけるのは同じです。