チャート分析 PR

週足始値のネックライン

月曜日のマーケットオープン価格が重要な点は、おととい書きました。
この2日間で、ドル円がどうなったか見てみましょう。

15分足です。

Aが月曜日の7時でオープン価格です。
115.20円のネックラインになります。
その後、BCと大きく反応している箇所があり、意識されていることがわかります。週足で陽線になったり、陰線になるなど入れ替わっています。昨日は、Dにきたときに、どう情報を引き出すかがポイントになるでしょうか。CからDにきたとき、週足陽線が否定されそうです。Dで上か下にいくか、ネックラインだけで判断することはできません。ひとつのテクニカルで根拠がないときは、他のテクニカルを使います。

そもそも、流れは上と下どちらかというと、上ですね。
移動平均線を見ればわかります。しかし、Dにきたときは、パーフェクトオーダーが解消され、ローソク足が移動平均線に挟まれていますから、もみ合いです。ポイントは、その後です。Dで反発し、パーフェクトオーダーになっています。これに気付くかが大切です。

時間的にも、ニューヨーク時間です。
月曜日も、ニューヨーク時間に反発しています。ドル円のトレンドはニューヨークに出やすいですから、Dで反発してパーフェクトオーダーになったとき、上昇する可能性を疑えるといいでしょう。Dでピンポイントでロングするのは、私は無理です(下落しているときに底でロングは難しいです)。もちろんDでロングすれば、損益率は抜群なので、ロングしてもいいでしょう。

どちらにしても、このネックラインを意識できていれば、根拠のあるトレードができます。重要なことは、テクニカルが機能しそうな通貨ペアを探すことです。全ての通貨ペアで、マーケットオープン価格が機能するわけではありません。トレードそのものは、ドル円のような機能している(機能しそうな)通貨ペアで、行なうのがいいでしょう。結局のところ、チャート分析をしているかどうか、これに尽きます。トレードは、自分だけの根拠さえあれば、何でもいいのです。