気にかけていたユーロ円の下値ストップは、金曜のニューヨーク後半に上昇したことでいったん遠ざかりました。ニューヨーク後半は、ユーロドルも上昇していますね。週末のクローズにかけてユーロが上昇したことで、週明けのモメンタムは「上」の印象です。IMMのユーロ買い積み上がりもあり、また、マーケットオーダーもユーロドルが一番多いのではないでしょうか(今朝7:00時点)。注目の通貨ペアです。
ユーロドルをチェックしてみましょう。
まず、4時間足です。
ヘッド&ショルダーズボトムに見えますが、ここではチャネルラインを引いて3段に分けました。1.2100が節目です。この1.2100は、ニューヨークカットオプションがあります。オプションが行使されるまで動きにくいと言われますが、動くときはオプションに関係なく動きますので、さほど気にしていません。それよりも、1.2100がネックラインにあることでしょう。いったん値幅達成です。月曜日の早朝からこのような節目にあると、今週はたくさんトレードできるのではないかと期待してしまいます。
次に、日足です。
下記で、斜めのラインでチェックしてみます。
高値と安値だけを結ぶのではなく、ローソク足を突っ切るネックラインを引けるようにすると、ライン分析ではかなり楽になります。プライスは斜めに進みますから、ラインも斜めに引きます。フィボナッチチャネルはぜひ活用してください。
短期トレンドは、一過性の場合も多いです。アジアタイムで高値更新しましたが、3つの市場(アジア、ロンドン、ニューヨーク)を回りまわって、それでも上なら、本物の上昇です。市場参加者が変わると、流れも変わる可能性があります。参加者が変わってもトレンド継続なら、強いということです。