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パーフェクトオーダーの分析

今回は、「パーフェクトオーダー」についてです。デイトレードの場合は、EMAとローソク足の向きや角度を見なければなりませんので、このパーフェクトオーダーは非常に重要なテクニカルです。パーフェクトオーダーとは、(人それぞれ)表示している移動平均線が順番通りになる事です。

上昇トレンドは、EMAが上から25→75→200の順番です。
下落トレンドは下から25→75→200の順番です。

画像をご覧下さい。
ドル円15分足です。

黄色い四角の箇所がパーフェクトオーダーです。
短期・中期・長期のEMAが順番通りとなっています。完璧な下落トレンドということになります。これが、3本が同じ向きとはいえ、75と200が入れ替わったりしているのはパーフェクトオーダーではありません。

必ずトレンド方向からパラメータ数字の少ない移動平均線の順番になります(上トレンドなら25→75→200)。下落トレンドの場合、ローソク足が200より下で、さらに25と75も200より下、さらにパーフェクトオーダーとなると、完全に下落トレンドだと把握できますね。トレンド把握がより強固となるはずです。

このように見ると、先週の金曜日はパーフェクトオーダーのまま雇用統計に突入した事が分かります。画像をご覧下さい。ユーロドルの15分足です。上昇トレンドのパーフェクトオーダーとなります。

ただし、パーフェクトオーダーといえども3本の直近の角度がバラバラとか、ローソク足の高値安値の切り上げ切り下げ具合など、見なければならない点はありますので、大きな流れ(過程)を把握する事に利用しています。