チャート分析 PR

節から動き節で止まる

相場をテクニカル分析の視点で観察すると、「節目で動き、節目で止まる」考えが必要です。

直近のポンド円を見てみます。下記チャートは4時間足ですが、昨日やおとといの時点だと、ネックライン①②が節目です。Aは、3/22のギャップダウン(窓開け)です。際立った高値や安値は、将来の節目(ネックライン)になります。現在、Aと同じプライスに戻ってきました。

4時間足など長い時間軸で見ると、普通の値動きに見えます。また、後付けのチャートですから、ネックライン①②はリアルタイムだと意識してライン引いてないと分かりにくいです。テクニカルでトレードするなら、必ず節目を見つけ、そこから動くのかを注視し、もし動き出したら次の節目まで短期トレンド出ますから、到達する節目も見つけておくことが重要です。

では、1時間足で見てみます。

ネックライン①が節目ですから、ここを下抜けたときに、心の準備ができていなければなりません。事前準備ということです。リアルタイムでチャートを見ていると、とにかく値動きが早いです。ですから、何も考えずにチャート見ていても、プライスだけが動き、何もトレードできないです。節目を抜けたら、次の節目です。ネックライン②が際立ったネックライン(節目)なので、引いておけばいいでしょう。

ネックライン②に到達するかは別として、準備しておくことが大切なのです。相場は、どんな材料で動くかは未知数です。ファンダメンタルのヘッドラインで動くことが多いですが、それも節目をブレイクした場面なら、大きく動く可能性があります。ヘッドラインで動き、テクニカルにバトンタッチなど考えられます。一般的には、「節目で動き、節目で止まる」のが相場です。ですから、今の節目と次の節目をしっかり見つけておきましょう。