チャート分析 PR

ドル円はまだ高値圏

ドル円は、金曜日に大きく下げました。
これで、8週間ぶりに週足が陰線です。調整は定期的にやってくるとは分かっていても、それがいつ訪れるのか、予測する難しさを感じました。

これが押し目になるのか、それともさらに下げるのか、チャートパターンを待ちたいところです。日足では、7/15に引いたアウトラインでピッタリ反落しました。日足を見てください。

天井から300pips以上も下げているのに、日足で見ると全然高値圏です。ようやく25EMAにタッチしました。調整が強いと、75EMAまで下げますから(それでもまだ上昇トレンド)、さらに300pips以上は下げるのでしょう。ドル円はテクニカルが機能している印象なので(チャートがきれい)、下げた時の値幅と、その後の反発の値幅も期待できます。

4時間足では、6月以降はじめて200EMAにタッチしました。

ここから上げるか、下げるか、ポイントに差し掛かったようです。上げるにしても、25EMAと75EMAに挟まれますからしばらくもみ合いになります。15分足だと、下降トレンドが金曜から始まりました。

4時間足や日足などの上位足は上昇トレンドですから、マルチタイムフレームの観点だとトレンドの向きは逆です。ただ、調整が入ったときの下げは、ここ数ヶ月で何度もありますから、どんな値幅や値動きかはわかりますよね。カウンターチャネルを下抜けてパーフェクトオーダーになれば、思い切ってショートしたいとは考えています。

ファンダメンタルは、上下どちらもあり得る環境なので、テクニカルでしっかり組み立ててトレードしていきましょう。トレードしなければお金が減りませんから、それもいいのでしょう。

しかし、週末になると、月曜から金曜までチャートを見て、根拠のあるトレードをして良かったと思うことが多いです。戦略や目線が決まらなければ、ひたすらチャート分析をする。それでもだめなら、他の通貨ペアにするなど、やることはあります。分析のうち、ほんの一部しかお伝えはできませんが(全て書こうとするとボリュームが莫大になるので不可能です)、考えながらトレードはしています。何となくチャート見ていても、何も得ることはできません。思考あるトレードを心がけています。